2025/08/03 21:00
肌構造から考える、理にかなったスキンケアステップ
「スキンケアって、どの順番で使えばいいの?」 そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、スキンケアの順番には皮膚の構造やバリア機能に基づいた“理にかなったルール”があります。
肌は外側から「角質層 → 表皮 → 真皮 → 皮下組織」と重なっていて、最も外側の角質層が“バリア”の役目を果たしています。
この角質層は、乾燥すると固く閉じた状態になり、スキンケア成分がなかなか浸透しません。
そのため、スキンケアは「角層をやわらかく整え → 必要な成分を届け → 油分で閉じ込める」という順番で行うのが、生物学的にも理にかなっているのです。
【基本のスキンケアステップ】
1. 洗顔: 汚れや余分な皮脂を落とし、肌をまっさらな状態に整えます。
2. 化粧水: 水分を与えて角層をやわらかくし、次に使う美容液の通り道を作ります。
3. 美容液: ビタミンやセラミドなど、肌に届けたい成分が浸透しやすくなるタイミングです。
4. 乳液・クリーム: 与えた水分や美容成分を逃さないように、油分の膜でしっかりフタをします。
※実は、植物由来のオイルの中には角層にスッと馴染む性質をもつものもあり、“ブースター”としてスキンケアの最初に使えるものもあります。
一方で、石油系のオイルは肌の表面に膜を作って水分の蒸発を防ぐタイプなので、スキンケアの一番最後に使うのが基本。肌質や使うオイルの性質に合わせて、順番を調整してあげることも大切です🌿
セラリストを使うタイミングは?
Lapis Cunaで販売している保湿美容液「セラリスト」は、肌の保湿環境をサポートしながら、うるおいバリアを整えるアイテム。
推奨の使用タイミングは「化粧水の後」です。
セラリストは、肌にうるおいを与えるだけでなく、角層に必要なセラミドを補い、外的刺激にゆらぎにくい肌状態へ導くサポートをしてくれます。
▶紫外線やエアコンによる乾燥や肌荒れが気になるときは、乳液やクリームの前にたっぷり使うのがおすすめです‼
毎日のルーティンを、“肌理論”で見直してみよう
スキンケアの順番を正しく理解して実践することで、今使っているアイテムの効果をより引き出せるようになります。
「何となく」から「ちゃんと理由があるケア」へ。
肌を大切にするその積み重ねが、未来のすこやかな素肌につながります。